Japan Local Government Center New York

 ここでは、ニューヨーク赴任中の私の立場と仕事の概要についてお話しします。

JLGCNYとは何か

 私は、2018年4月から2020年4月に至る約2年間を自治体国際化協会ニューヨーク事務所長として過ごしました。「自治体国際化協会」と言っても何のことか分からないので、事務所の英語名称は、Japan Local Government Center New York(略称JLGCNY)となっていました。昔は、東京都を含め自治体単独で米国に事務所を設けている所もかなりあったようですが、私が赴任した時点では片手で数えられるほどしかなく、事実上JLGCNYが、日本の全自治体共同の米国事務所(厳密に言えばカナダも所管していたので「北米事務所」というべきですが)として機能していました。実際、事務所について説明するときにはいつも「The only representative office of all Japanese local governments in North America(北米における日本の全自治体を代表する唯一の機関)」という表現を使っていました。

現地での立場と扱い

 さて、そうなると扱いとしては、全自治体の北米代表部ですから、現地では非常に重要で格の高い機関として扱われます。そのため、そのトップである私は、ニューヨークで行われる日本関係のイベントやReceptionに頻繁に、言わば来賓としての扱いで招待されることになります。多い時は週3回、少ない時でも1回はReceptionに参加する日々でした。

正直な業務の実態

 事務所の本来の役割は、日本の自治体が北米地域で国際交流をしたいとか、産品のプロモーションをしたいとか、政策調査をしたいとかの場合に、現地にいてその便宜を図ることで、だからこそ日本国民の税金を投入して運営されているのですが、私の在任期間に限って言えば、日本の自治体の北米に対する関心よりも、北米の自治体、そして自治体に限らない企業・団体の日本の自治体に対する関心の方がはるかに高く、正直、私が扱っていた事案の大半は、米国側から日本の自治体へのアプローチをサポートする仕事でした。尤もこれには、米国では「担当」だの「窓口」だのを介さず、直接トップに連絡してくるのが通例だということも関係しています。日本の自治体は担当の職員に連絡してきて、米国人は私に連絡してくるので、私の扱う事案には米国側のものが多くはなるのですが、事務所全体で見ても、米国発の事案が半数を超えていたと思います。

この経験がもたらしたもの

 それにしても、曲がりなりにも「政府機関のトップ」の立場で仕事ができたことは、私の米国に対する認識を深める意味で本当にありがたかったと思います。たくさんの重要なポストにいる方々とお話しする機会を得られましたし、何しろ私に情報が集中する構造になっていましたから、そうでなければ得られないような貴重な知識をたくさん手に入れることができました。反面、自分がどれだけ日米の地域レベルの交流に実質的に貢献できたかと言えば、正直悔いが残ります。せめてこのブログで、私が現地で獲得できた知見を多くの方と共有することが、ささやかな貢献になれば良いと思っています。

私の大島時代の経験についてはこちら

次の記事には英語表現の紹介があります。

ニューヨークの印象を聞く表現
How do you like New York?
英語での「建前」に関する表現
Technically-本音と建前
相手の理解を確認する表現
分かりますか?
感謝の表現
英語での感謝の言葉いろいろ
接続詞の使い方
However/But/Thoughの使い分け
「誰が気にするのか」という表現
Who Cares?
質問に対応する表現
Thank you for asking me.

他に、単語文法発音リスニングについての記事があります。

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